よくある質問①

当社のサービス事例集、よくある質問をご紹介します。

 

認知症が心配な身内が居るのですが・・・

難問です・・・

高齢になってくると物忘れ等がでてきて、周りの家族は心配したり、あるいは歳だから・・・といった具合にいろいろ気をもんでしまいます。少し整理してシンプルに考えて見ます。

①最近物忘れが目立つ。忘れてしまったことは自分でもわかっている・・・年齢相応?

②急に忘れっぽくなった。人に言われると不機嫌になる・・・脳血管性?

③物忘れが目立つようになった。忘れっぽくなったことは感じている・・・アルツハイマー?

あくまで一般論ですが・・・

①何か興味を持ってもらったり、いわゆる脳トレに取り組んだり、気晴らしを多くしたりする。

②早めに受診し、薬を処方してもらう。

③やはり早めに受診。薬を処方してもらうことと、①の取り組みをあわせて行なってみる。

本人が受診を拒むことが多いので、大変かもしれませんが、あの手この手、何かの機会に、あるいは今の主治医から勧めてもらったり・・・何より原因を早く把握することが、今後のためです。

介護保険と他の制度の関係は?

介護保険以外で一般的に使われるのは、障害者福祉や、高齢者福祉が有ります。同じようなサービスでも優先は介護保険、となることや、介護認定がいくつ以上、となっていることもあります。やや複雑な絡みがありますので、まずはケアマネージャーに相談してみましょう。色々な手当てや給付があるかもしれませんし、介護負担が軽減できることがあるかもしれません。

他には特定疾患の認定がでていれば受けられる支援も有ります。

※入院して医療保険を使っているときは、介護保険が利用できないので御注意ください。

 

介護の勉強をしたいのですが・・・

区市町村の広報誌等に、最近は介護者勉強会や、介護予防教室の開催案内がよく出ています。また、利用しているサービス事業所でも公開講座を行う場合も有ります。

特定の疾患について理解を深めたい場合は、その疾患の家族会などもあります。家族会はインターネットや、医療機関でも紹介してもらえる場合があります。

具体的に家族として自宅で行なう介護を知りたいときは、利用している介護サービス事業者に指導を依頼することも出来ますし、施設などにボランティアとして通っても勉強になります。

もう1歩進んでみたい、と言う場合は、実際に「仕事」をするのでなくても、ホームヘルパー養成講座の受講もいいかもしれません。

サービスを使っていて問題が生じたらどうすればいいですか?

人が人に関わるのが介護。どこかでお互いにすれ違ったり、トラブルが発生したり、あるいは不可抗力の事故も発生するかもしれません。そのような時は、緊急性が無ければサービス事業者の責任者と直接話し合う前にケアマネージャーに伝え、対処を依頼しましょう。ケアマネージャーも同じ事業所であっても遠慮せずに。ケアマネージャーは中立の立場を保っていますので安心してください。

もしうまく話し合いがつかない場合、あるいは納得出来ない場合は所管の区市町村や都道府県、あるいは○○県国民健康保険団体連合会、と段階を上がって相談する窓口が有ります。

認定調査を受ける時に何か注意は必要ですか?

まずは、いつもの状態を説明しましょう。無理をしたり、大げさに訴えることはしないほうがいいようです。日によって状況が変わる場合は、より頻度の高いほうの状況を伝え、時にはこんなこともある、と付け加えます。

実際に「歩いてみてください」と調査員に指示されることもありますが、ただでさえ緊張しているのですから転んだり、後でどこかが痛くなったりしないよう、やはり無理は禁物です。

認定期間中に状態が変わった場合は?

もし、次の更新を数ヶ月残しているのに、状態が変化してしまい、サービスを増やさなければならなくなったら、更新を待たずに変更申請をすることが出来ます。ケアマネージャーとよく相談しましょう。

認定期間について教えてください。

やはり区市町村にもよりますが、初回認定、更新や変更申請で要介護度が変化した場合等は6ヶ月としているところが一般的なようです。以後、更新で要介護度に変化がない場合や、1段階程度の変化であれば1年、最長で2年間の有効期間になります。

認定期間が終わる、60日前から更新申請が出来ますので、介護サービスを継続して利用する場合は忘れずに更新しましょう。

介護保険サービス以外で、在宅介護の支援はありますか?

区市町村にもよりますが、紙おむつの購入費補助等が有ります。担当のケアマネージャーに相談してください

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