2024年の仕事納めのごあいさつ

 

これを書いている今は2024年12月28日土曜日日本時間19時15分。

今日は弊社が運営する多機能カフェ南口パーラーの当番だったため今さっき店を閉めたところです。この原稿を書かなければと思い、スターバックスカフェに来ています。

「自分のカフェを閉めて他人のカフェに行く」なんてのは村上春樹のかっこつけた小説みたいだからやめた方がいいぞ。と思いながらも、寒すぎる風にあおられて急いでお店に入ってしまいました。

国道463号線を行き交う師走の車のテールライトを眺めていると、コートの裾をなびかせて憂いをまとった色白の美女が出てくるなんていうのが村上春樹だよな。などと考えているうちに290字も使ってしまいました。

 

そろそろ真面目に書き始めます。

先日ある人の言葉を聞きました。「格闘家というのは自分が戦う理由を説明できなければならない」

これは、会社を経営する人間も同じだと思います。

なので改めて、弊社有限会社カイゴーが存在する理由、戦い続ける理由について書いてみたいと思います。

これは、昨年くらいからしつこく言っていますが

「所沢のみんなと2040年問題を乗り越える」ためです。

(2040年問題:高齢者人口が最大化し、働く人口が今より1300万人少ないという超過酷な状況)

そのために「再現性の高い自立支援介護の提供、個別性の高い参加の支援を提供」し、

インパクトのある質とサービス量を安定的に持つために、「100人規模のプロの介護福祉集団を組織する」ことに取り組んでいます。

 

もっと平たく言うと、

高齢者の体と心を元気にする。

その人らしい生き方を後押しする。

そのための100人のプロを組織する。ということです。

 

これまでもカイゴーは高齢者の体と心を元気にし、その人らしい生き方を後押ししてきました。特に得意なのは、その人らしい生き方を支援することでした。

利用者さんの希望、想い、時には声なき声をくみ取って、利用者さんと一緒にそれを叶えてきました。

既存のサービスにはない、まったく新しい多機能施設「南口パーラー」では、これまで応えられなかったニーズに応えています。

 

しかし、それは会社が推進してきたというより、カイゴーという会社に所属しているメンバーがたまたま優秀だったから実現できたことだったと思っています。

これからますます増える介護の需要と不足する労働人口を考えるに、「たまたま優秀な人」に頼っていてはいけないと考えています。

弊社や介護業界全体で蓄積してきたノウハウを再評価し、理論体系化し、育成プログラムとして会社に実装する。

カイゴーに所属したメンバーは、皆が優秀なプロの介護人材になる。

その水かさを増していく事が、この土地で長く介護の仕事を続けさせてもらったことへの報恩でもあり、私たちの誇りにしたいことでもあります。

 

2024年から、特にそれを目的とした組織の改編を行い新たな部門の立ち上げを行いました。

2025年には、部分的にその実装がスタートします。

カイゴーはこれまで以上に、高齢者の体と心を元気にし、その人らしい生き方を後押していきます。

それを通じて、小手指のまちをイイ感じにしていく事に貢献し、「日本一の幸せな会社を創ろう」の理念達成にまい進していきたいと思っております。

 

と、改めてカイゴーが戦う理由をここに書き置いて2024年の締めのご挨拶とさせて頂きます。

ありがとうございました。

よいお年をお迎えください。

 

代表 小林健太


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