【緊急提言】エアコンをつけないと余計にお金がかかります

本日は、7/24(木)埼玉県所沢市は、21(月)から連日35℃超えの猛暑日が続いております。

そして、30(水)まで猛暑日が続くことが予想されています。

そこで、弊社のサービス利用者様にお送りしているサンキューレターの今月号を特別に公開し、

緊急提言、注意喚起を行いたいと思います。

 

【冷房をつけましょう。オゾン層は破壊されません】

今年は5月に沢山雨が降ったせいか、6月は晴れて暑い日が多くありました。熱中症の搬送者数もかなり増えてきていますので他人事ではなく気を付けていきましょう。救急車で運ばれる方が、冷房の電気代よりもずっと高くつきますので、「予防」「自分の健康は自分で守る」という意識で冷房を使って頂くようにお願いします。

 堺市で犬飼らが行った調査1)では、対象世帯全体の熱中症予防に必要な冷房稼働による追加発電分の総費用を、冷房をつけない傾向にあった高齢者の熱中症による期待医療費(便益)が上回ったことを明らかにしています。つまり、全員が冷房を付ける電気代よりも、少数の熱中症患者の医療費の方が大きいということです。冷房をつけずにいると本人の健康だけでなく、社会全体に対して大きな負担がかかる可能性が高いとも言うことができます。また、オゾン層を破壊するフロンガスは現在のエアコンには使われていません。

 そういった理屈は置いておいたとしても、ご家族や身近な方にとっては、皆さんが無事に過ごしてくれているかどうかは常に心配のタネです。特にこのような猛暑が続くと皆さまのことが心配で、寝つきが悪くなってしまいます。ご家族や身近な方が、夜ぐっすり寝られるためにも、どうか冷房を使って頂けたら幸いです。
 参考文献 1)「高齢者熱中症の最高気温別入院リスク調査と予防に関する費用便益分析」犬飼 公一(堺市立病院機構堺市立総合医療センター 救命救急科), 他 日本救急医学会雑誌31巻12号 Page2455-2462(2020.12) 

 

小林


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