6月から記録的な猛暑が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしですか??
実は少し前になりますが、訪問介護の管理者と本部長とでインドネシアに行ってまいりました。
インドネシアには、日本での就労を希望する方がたくさんいらっしゃいます。
現在の人口は約3億人で世界第四位で、平均年齢は29歳。
ゴールドマンサックスの予測では2050年には、GDP世界第四位になる可能性が示唆されています。
そんな成長著しいインドネシアですが、今は仕事より人間の数が多い状況です。
そこで日本語と介護を勉強し一定の基準を満たした方が日本で働ける「特定技能」制度の希望者が増加しています。
カイゴーでも、人材不足によって利用者さまにご不便をおかけすることがあり人材の充足は喫緊の課題です。
そこで、ある方に紹介頂き、昨年(2024年)12月に現地視察に行ってまいりました。
長野県にありますサングループの下笹さんと、広島県の株式会社ゆずの川原さんです。中央はタクシー屋さんです。
日本語と介護(それ以外の製造業や飲食のコースもあります)を教える学校はたくさんの学生の笑顔と真剣な姿であふれていました。日本語能力試験のN4までは学校で教えてくれ、継続してN3~N1まで取得する学生もいます。日本の企業文化にもなじめるよう5Sを教えていたり、規律正しい行動がとれるような訓練もされています。
実際に、面接を行ったところ非常に熱心で能力も高い人材が多いことに驚きます。
日本での就労でお金を貯めて、地元に帰って店を開きたいとか、日本語教師になりたいとか、日本に永住したいとか、目的は様々ですが未来に希望をもった若者に多く出会えました。
しかし、彼らには自国に十分な仕事がありません。
そこで、もともと親交が盛んで歴史的にも信頼関係のある日本で働きたいという方が増えているのだそうです。
再び、インドネシアに赴いたのは今年(2025年)3月です。
2回の訪問で、面接した方はのべ70名ほどでした。
その中から、特に意欲と能力と人格のある方々を、まずはデイサービススタッフとして弊社に迎え入れることになりました。
在留資格申請や、より高度な資格取得のため勤務開始はもう少し先になりますが、社員一同彼らと共に働けることをとても楽しみにしています。
もしかすると外国人の就労に対してご不安のある方もいらっしゃるかもしれません。それは仕方のないことだとも思っております。今後彼らと共に働き、少しずつでも、信頼していただくための実績を積んでいきたいというのが私たちの考えです。皆さまから「さすがカイゴーはよく育成してる」と太鼓判をおしてもらえるよう頑張ってまいりますので見守って頂けたら幸いです。
ということで、本日は常夏のインドネシアのレポートをお届けしました。
問い合わせがありましたら、事業所管理者もしくは総務部門までお願い致します。
小林